「1万人の身体を変えたパーソナルトレーナー」「稼げるパーソナルトレーナー養成講師」とキャッチコピーを付けているKOHRIMANです。
このキャッチコピーは、事実に基づいて戦略的に考えた言葉ですが、パーソナルトレーナーたるもの、誰でも売れっ子になりたい!稼ぎたい!と思うのは当然の事です。
事実、僕もそれなりに稼ぎましたが、僕よりも稼いでいるパーソナルトレーナーは実際にごまんといます。
そもそも、「稼げるパーソナルトレーナー」とはどういったモノサシで考えれば良いのでしょう?
普通は「年収」とか「年商」などのモノサシになるかと思います。
現在の僕の場合は、事業者として「年商」が解りやすい指標になるかと思いますが、個人でたくさんのクライアントを担当していた頃の方が実質の「年収」は多かったりもします。
有名なパーソナルトレーナーさんの実質の年収がいくらなのか、そういった下世話な話をあまりしないので、ほとんど知らないのですが、僕の師匠でスーパーアスリートを多数クライアントに持つ方で、年収7,000万以上という方を知っているくらいです。
実質的に稼げるという事は、それだけ沢山の方からの信頼を勝ち得ている証拠でもあるので、本当に素晴らしい事ですし、誰でも目指したいところですよね。
でも、僕が考える「稼げるパーソナルトレーナー」というのは、そう言った金銭的に稼げる事だけを意味している訳ではありません。
大切な事は、パーソナルトレーナーという職業を通して、「どれだけ幸せになれたか」という事です。
言い換えるならば、「徳(得)をどれだけ稼げるか」とも言えると思います。徳はその人を幸せにするという事は言うまでもありません。
その「幸せの度合い」について4つのパーソナルトレーナーの例を挙げて解説してみましょう。
その① パーソナルトレーナーとして、どれだけ稼ぐ事ができたか。
その② パーソナルトレーナーとして、どれだけの人に認められたのか。
その③ パーソナルトレーナーとして、クライアントの人生をどれだけ変える事ができたか。
その④ パーソナルトレーナーとして、どれだけたくさんの人を幸せにしたのか。
一般的に「幸せの度合い」については有名なマズローの欲求レベルに当てはめると解りやすいです。
ほとんどのパーソナルトレーナーさんやパーソナルトレーナーを目指す方は、①や②を目指すと思います。
名実共に「一流のパーソナルトレーナー」と呼ばれたい。誰よりもパーソナルトレーナーとして稼ぎたい。という欲求は、マズローレベルで言う、生理的欲求、安全欲求、承認欲求の領域に当てはまります。
これらは、欠乏欲求と言われ、足りなくなるとストレスに感じるとされます。
一方で、③や④については、自己実現の欲求や利他精神の欲求の領域になり、パーソナルトレーナーとしてのスキルや技術を突き詰めて、稼ぎを度返しして研究に没頭したり、一人の売れない選手を成功に導く為にほとんどボランティアで時間を費やしたり、自分の利益を度返しして事業拡大したり。と言った事をしたいと思う様になります。
これを成長欲求と言って、いかに自分自身が内面的に「満たされるか」を示しています。
このマズローのピラミッドは下層が満たされないと上層に行けない訳ではなく、順番が逆になったり、いびつな形になる事もあります。
かつての偉人達は、下層の欲求を度返しして成功していった例も少なくありません。
ただ、一般的には下層が満たされて上層に成長していく流れがスムーズであり、正攻法と言えます。現実的な問題として、経済的にも時間的にも余裕が無ければ、上層の領域を目指す事は実際に難しいでしょう。
現代社会においては経済的にも社会的にも認められていないのに、高次元な事を求めているトレーナーは、残念ながら綺麗事だけを言っている人に過ぎないのです。
結論として、「稼げるパーソナルトレーナー」とは、金銭的、物質的に満たされる事から、さらに内面的、社会的に満たされる様な人物である。と言う事になります。
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