【第二弾!!】有名トレーナーさんに聞いてみました
あけましておめでとうございます!
2023年のお正月は各地で天気が良く、今年はフィットネス業界にとって明るいニュースが広がる予感がします。
今年もフィットネス業界を牽引するトレーナーさんとたくさん交流を広げつつ、日本をより健康に元気良くできたら良いなぁとKOHRIMANは考えております。
前回のアンケートに続いて、今回のアンケートは、トレーニング編です。
トレーニングを勉強した事があるトレーニーの皆さんなら一度は聞いた事あり、パーソナルトレーナーの皆さんなら必ず勉強するであろう「BIG3」と言う概念。
バーベルを使った複合関節トレーニングの代表的な種目であり、その歴史は古く、BIG3の考え方が流行ったのも1950年頃からボディビルダーの方々が使っていました。
流行った理由も商業的な理由(バーベルを販売する戦略)も加わっての事ですが、現在ではジムやトレーニーの多様性が広がって、実際に「BIG3」が本当に合理的であるのか様々な意見がなされる様になりました。
大前提として、トレーニーの目的によって、その考え方は異なるのは当然として、ここはバラエティ的な発想で、それぞれのパーソナルトレーナーさんの得意なフィールドにおいて自由な発想で新しい「新BIG3」を考えてもらいました。
見事に意見が分かれましたが、なるほどなーと唸る回答ばかり。
なかなかまとめることは難しいですが、あえて3つ絞るとしたら以下の様になるかと思います。
① フロントスクワット
② ワンレッグ(ルーマニアン)デッドリフト
③ オーバヘッドプレス / クリーン&ジャーク
・・・本当にまとめるのは難しいのですが、安全性や機能性を考慮するならば、やはりバーベルに拘らず、様々なツールを使うことを考えると言うのが共通していると感じました。
ほぼ、共通して、「ベンチプレス」の選択はありませんでした。これは言わずとも納得。その替わりに皆さんクリーンやジャーク、スナッチと言った垂直方向への動作を選択されており、体幹に対するメリットなども含めてベンチプレスよりも優位と考えられている様です。
デッドリフトは安全面から、ワンレッグ(可動性が広がる)で行ったり、ルーマニアン(スタートポジションを立位から)で行うと言う考え方が主流に。
スクワットについても安全面からバーを担ぐ時代は古いと言う考え方が主流で、ヘックスバーを使ったり、ウエイトを前面に据える方法が選ばれています。
それぞれの先生にさらに突っ込んで解説してもらいたいのですが、またの機会に企画したいと思います。
これから新しい時代に突入していく中、トレーニング理論についても自由な発想でさらに便利に合理的にそして誰でも長く取り組める様に開発されていくと良いなぁと改めて感じます。
ご協力頂きました先生方、本当にありがとうございました!
アンケート結果
木内 周史 先生
① ワイドスタンス デッドリフト
② インクライン ベンチプレス
③ ルーマニアンデッドリフト
山本 義徳 先生
① ヘックスバー スクワット
② ディップス(ウエイトあり)
③ チンニング(ウエイトあり)
高津 諭 先生
① フロントスクワット
② ルーマニアン デッドリフト
③ スタンディングプレス
島津 忠久 先生
① スクワット
② デッドリフト
③ クリーン&プレス
高田 洋史 先生
① レッグカール
② スティッフレッグド デッドリフト
③ フロントプルダウン
友岡 和彦 先生
① ケトルベルスイング
② フロントスクワット
③ ダンベルロウ
大野 員正 先生
① スナッチ
② TRXアトミックプッシュアップ
③ フロントランジ
峯岸 毅 先生
①ゴブレットスクワット
②シングルレッグ デッドリフト
③ Uバーベンチプレス
岩沢 陽介 先生
① バーベル スクワットオーバーヘッドプレス
② バーベル ヒンジベントロウ
③ ダンベル ターキッシュゲットアップ
吉田 輝幸 先生
① 呼吸
② ポーゴジャンプ
③ワンレッグ ルーマニアンデッドリフト
一瀬 智佳子 先生
① ピラティス
② スクワット
③ デッドリフト
仲田 健 先生
① クリーン&ジャーク
② スナッチ
③ コア
大久保 進哉 先生
① バーベルクリーン&スプリットジャーク
② ダンベルウォーキングランジ
③ ダンベルインクラインベンチプレス
井上 大輔 先生
① ブルガリアンスクワット
② プッシュアップ
③ プルアップ(チンニング)