KOHRIMANのオンラインフィットネスにかける想い

オンラインフィットネスの可能性

2020.9.22

緊急事態宣言が発令し、世間が自粛ムードに包まれてから約半年が経ちました。

未曾有の経済危機と共に、人々の生活習慣は180度変わり、コロナ禍に対してじっと堪えて我慢する人、恐れおののく人、チャンスと捉えて動き出す人、様々です。

そんな中、この自粛生活が続いた影響によって「運動不足と感じている」人が60%程度いるというデータがあります。

さらに、その中でも体重の変化だけでなく、身体の不調を感じ、不安に感じている方も増えています。

「運動不足」は様々な生活習慣病の元凶となり、今後の医療費に大きくインパクトする事は間違いないでしょう。

さらに、心と身体は密接な関係があり、身体の不調と心の不調は表裏一体であるという事は、様々な研究でも明らかになっております。

すでに例年よりも自殺者が増えており、正に他人事ではなく、身近な問題として感じざるを得ません。

オンラインフィットネスは、そんな「運動不足」を直接的に解決させるだけでなく、人と人との繋がりを深める上でもとても便利なツールになります。

心の問題はこのコロナ禍が過ぎても続くと予想され、人々の繋がりを作るには、そのプラットフォームが必要になると僕は考えております。

KOHRIMANのオンラインフィットネスは、そのプラットフォームの基盤となるような存在になれたらと考えています。

一歩一歩、確実に世の中は進化しています。その進化と共にユーザーとトレーナーやインストラクター、そしてオーナーが三位一体となって成長できる環境作りをKOHRIMANは目指して行きたいと考えています。

オンラインフィットネスをスタートさせて

「愛と勇気と健康」が実を結ぶ時。

 

僕がフィットネスに関わるようになったのが1999年、そこから21年が経ち、2020年になりました。ここまでの経歴は先日取材を受けた「NEXT」さんの記事をご覧頂くとして、それまでにたくさんの方と出会い、たくさんの方にお世話になり、語り合って来ました。

僕はもともと人が大好きで、人懐っこい性格でもあるので、人付き合いが多い方でした。

時にはそれがアダになって、騙されたり喧嘩する事もありましたが、全てにおいて真剣勝負で逃げずに向き合う事を信念にしてきました。生きていく中で多少ズボラな事はあれど、人間関係だけはズボラじゃあかんと考えていました。

フィットネスについては人一倍熱い気持ちを持っていて、出る杭が打てなくなるくらいに突き抜けてやろうってがむしゃらに走って来て、ふと振り返ると、一緒に走っていた人が付いてこれずに居なくなってしまう事もしばしばありました。

一瞬、悲しい気持ちになるのですが、いつも感じるのはそこに立っている自分の新しい景色が本当に素晴らしいのです。神々しい朝日を見ている感じです。そしたら、そんな悲しい気持ちなど吹っ飛んでしまうのです。

 

2020年4月、フィットネス業界を脅かす出来事が起こりました。新型コロナウイルス「緊急事態宣言」の発令です。

当然ですが、本業であるパーソナルジム経営にもかなりの影響を及ぼしました。

しかし、50人以上いる所属のパーソナルトレーナーやスタッフが、一丸となってこの難局を乗り越えようと決意を示してくれたことで、また僕に新しい景色を見せてくれるチャンスが訪れたのです。

支えてくれているみんなには本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、新しく動き出した完全ボランティアの「オンラインフィットネス」は、その輪が瞬く間に広がって、立ち上げて2週間で800名を超える登録者の皆さんと、講師として携わってくださる、そうそうたる面子のトレーナーさんや先生方がたくさん集い、その数なんと5/15現在で50名を超えました。

 

僕がその昔、「愛と勇気と健康を」というフレーズでレッスンの締めの言葉にしていましたが、今正にその言葉が原動力となって、このコロナショックの中で大きな革命の渦を巻き起こそうとしています。

人と人とのサービス業の形が変わろうとしています。

オンラインでサービスが提供できる時代。オンラインで健康(フィットネス)を提供できる時代。

全てが生放送。生配信で、リアルに近い。ありのまま。

そんな嘘偽りがない「ピュア」なサービスが今後、価値を高めると僕は考えています。

 

心のこもった、本物のサービスを皆さんに届けられますように。

 

令和2年6月1日

株式会社ジムフィールド

代表取締役 CEO

郡 勝比呂

KOHRIMANから皆さんへご挨拶

KOHRIMANです。

皆様に今日は改めてお礼とご挨拶を申し上げたいと思います。

 

新型コロナウイルスの影響によって「生活様式」が大きく変わりました。

KOHRIMAN'S FITNESSは、皆さんの健康を第一に考え、いち早くこのオンラインフィットネスのサービスを展開しました。

おかげ様で沢山の方からのご賛同を頂き、1,000名を超える参加者の皆さんと、50名を超えるインストラクター・トレーナーの皆さんのボランティア活動に支えられて約3週間ほど運営をして参りました。

 

ここまで支えて頂いた事、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 

そしてこの3週間で試行錯誤を重ね、より良いサービスを模索し、今後長期に渡り「新しい形のフィットネス」として皆さんにお届けできるのではないかという予測の下、テストを重ねた結果、この新しい形のフィットネスが、将来皆さんにとって「生活必需品(サービス)になる事」は間違いないと確信するに至りました。

それは、フィットネス業界においてネガティヴな発想から生まれる事ではなく、あくまでもポジティヴな発想から生まれるものです。

この3週間で皆さんとオンラインで接して来て感じた事をいくつか挙げます。

 

(お客様にとってのベネフィット)

その① フィットネスがより身近に、手軽に、計画的に受けられる様になった。

その② 受けたいクラスの選択肢の幅が大きく広がった。

その③ フィットネス初心者の方が始めやすい環境になった。

その④ ご自身の好きな環境でストレスなく受けられる様になった。

その⑤ 新しい出会いや学びの機会が大幅に増えた。

 

(インストラクター・トレーナーにとってのベネフィット)

その① マーケットが広がり、自分自身を知ってもらう機会が増えた。

その② 働き方の自由度が増え、時間効率や生産性が向上した。

その③ トレーナー同士の交流が増え、スキルアップの機会が格段に増えた。

その④ クラス定員の上限が無くなり、収入の枠が大きく広がった。

その⑤ オンライン指導の特徴を活かす事で、お客様の満足度が上がった。

 

(フィットネス事業者にとってのベネフィット)

その① 初期費用やランニングコストを大幅に抑えられ、利益を生み出しやすくなった。

その② 口コミによる訴求効果が高く、宣伝広告費用を大幅に削減できた。

その③ インストラクターやトレーナーの働き方が自由になり、離職率が下がった。

その④ オンラインによるマーケット(全国)なので、リクルートしやすくなった。

その⑤ マーケットが世界に広がり、収益の幅が大きく広がった。

その⑥ 異業種とのコラボ企画などビジネスモデルの幅が大きく広がった。

 

この三者にとってメリットやベネフィットが増していく事によって、今後加速的にサービスが向上し、需要が伸びていく事は間違いありません。

 

より便利になっていく世の中に「健康」が担保されれば、幸せの度数が何倍にもなります。

奇しくも、コロナショックによって国民の皆さんの「健康」が危ぶまれました。

「痛み無くして成長なし」という原理原則の下、国民全体が予防医学へとシフトし、経済的にも健康的にもV字回復を遂げ、以前よりもより豊かに、より幸せに生まれ変わっていく事が夢ではなく現実になろうとしています。

 

KOHRIMAN’S FITNESSが、まずはフィットネス業界における「急先鋒」となり、リスクを一手に引き受けて、健康改革へののろしを上げてみたいと思います。

その為に、皆さん一人一人の力や想いをほんの少しずつ分けて頂き、その力や想いを紡いでいき、大きな大きな「渦」を作っていきたいとKOHRIMANは本気で考えております。

 

現在集まって頂いている約1,000人の皆さんが、国民1億3,000万人の健康と一生分の幸せへと導く「道先案内人」になりますように。

 

皆さんの力を貸して下さい。

どうぞよろしくお願い致します。

 

令和2年5月24日

 

株式会社ジムフィールド

代表取締役

郡 勝比呂